コラム

「◯◯は人権がない」発言で解雇された某プロゲーマーの件で思うこと

2022年2月22日

 

最初に断っておくと、僕は件のプロゲーマーの諸々の発言については「品性下劣だな」と思う一方、内容自体にはさほど興味はありません。もちろん、諸々の発言は発信者の差別意識を露呈しており、一般的には肯定されるものではないでしょう。

 

ただ、誰しも誰かをディスる際に強めのワードを使用するおそれがあり、それを発したいと思う心情自体は理解できます。問題なのは、それをいつ・どこで発するかでしょう。

 

内輪であれば許容されることはありますが、ネット上の不特定多数の前だとマジキチ認定されるのがオチです。発言はデジタルタトゥーとなって半永久的にネット上を漂い、リカバリーショットを打とうとしても、事あるごとに蒸し返されます。

 

 

いわゆる「無敵の人」は個々人の戦闘能力は低くても、暇人であるが故に攻撃時間は長く、敵にするとなかなか厄介な存在です。デコピンに殺傷能力がなくても、延々とデコピンを繰り返されると地味にダメージが蓄積するのと同じ理屈です。たとえスルースキルが高くとも、イメージ重視の業界だと挽回するのは非常に困難でしょう。

 

これらは一般の発信者についても同様で、影響力の大小にかかわらず、語の使用には敏感になっておきたいところです。もちろん、全方位に配慮した穏やかな表現で持論を展開するのが理想ですが、現実はそう上手くは行きません。

 

 

ある立場で意見を言う場合、特にポジションを明確にする必要がある場合、語気の強い言葉を選択するのは仕方ない面があります。意見の表明には「色」が付きものであり、無色透明を強く意識し過ぎると伝達能力は著しく低下してしまいます。

 

「炎上を回避するギリギリの表現」を使用しつつ明確な立場で意見表明するのが理想形態ですが、人間が感情を持つ生き物である以上、意見に負の感情が乗ると広範囲に延焼するリスクが高まります。

 

僕も崖っぷちを小走りで駆け抜ける表現を使用することがあり、たまに崖下に転落しそうな感覚に襲われます。今回の件を他人事だと思わぬよう、転落死しない程度に表現活動を続けていきたいなと改めて思った次第です。

 

 

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Mr.Kabusky

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