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「ありのままの自分を受け入れて欲しい」という言葉は「努力不足を正当化する便利な言葉」問題【多用する人は大体地雷】

これは人間関係でも異性関係でも何でもそうなのですが、「ありのままの自分を受け入れて欲しい」という言葉は時に「努力不足を正当化する便利な言葉」に映ります。逆に

 

できる限りのことは全てやっている。これ以上はムリ

 

という「人事を尽くして天命を待つ」状態まで最善を尽くした場合、「ありのままの自分を受け入れて欲しい」と言う人を叱責するのは余りにも可哀想。

 

この場合、その人の努力を素直に褒め称えるのが人としてあるべき振る舞いでしょう。

 

ただ残念ながら、「ありのままの自分を受け入れて欲しい」とわざわざ口にする人は「やるべき最低限の努力すらもやっていない人」の場合が多い。

 

例えば

 

「僕は素人童貞の40代。低収入低身長のデブだけど、自己投資に回す金はなし。初回デートはサイゼでワリカンは当たり前。そして、今の自分を変える気は全くなし。恋愛対象は人を経済力ではなく中身で判断する心が澄んだ20代の可愛い女性。それ以外はあり得ない」

 

と言う男がいるとします。

 

これを聞くと、大抵の人は数秒間絶句した後に

 

今すぐ回れ右して自分の巣に帰れ。そして、二度と巣から出てくることなく消滅しろ

 

と思うことでしょう。

 

これが正常な人の正常な反応だと思いますが、僕調べではこうした「認知が激歪みしている人の形をした何か」は一定数存在します。

 

リアルの世界では居たとしても素通りするのであまり気付きませんが、ネット上だと彼らの存在が可視化されるので嫌でも目につきます。

 

彼らのような「人の形をした何か」がなぜ生まれるのか?について僕なりに考察すると、単純に

 

自分よりレベルの高い人に囲まれて努力した経験がないから

 

に尽きると思います。

 

自分よりレベルの高い人に囲まれていたら、「当たり前」の基準値が上がります。要するに

 

「これぐらいやって当たり前だよね」の基準が上がるので努力せざるを得ない状況に追い込まれる

 

ということです。

 

例えば、仕事でも勉強でも筋トレでも美容でも、自分よりレベルの高い人が周囲にいたら、「できて当たり前」の基準値が上がるので、それに追い付こうと思って努力すれば、必然的に自分のレベルは上がります。

 

逆に、「出来なくても大丈夫だよね。だって、人間だもの」という「みつを」のマインドを自分の都合の良いように解釈し、現状に甘んじたまま努力することを放棄すれば下降の一途。

 

もちろん、「努力せねば」と強迫観念に駆られ、キャパ以上の努力をして自身を追い込むと心が壊れてしまうので、適度に「みつを」と仲良くし、たまに心の家庭訪問をしてもらうことは大切です。

 

ただ、「みつを」と完全に同居生活を開始すると、「できて当たり前」の基準値が大幅に下がり、その状態が継続すると浮上するのが困難になるおそれがあります。なので、何事もバランスが大事です。

 

バランスが大事なのは間違いないのですが、「ありのままの自分」が周囲から受け入れられていないのであれば、それを打破する為に最低限の努力はしなければなりません。

 

「自分を変えたい」と言いつつ、何もしないのなら

 

はぁ?

 

だし、「特定の異性にモテたい」と言いつつ、何もしないのなら

 

はぁ?

 

なのです。

 

口では勇ましい言葉を言いつつ、一向に動く気配のない人の状況が好転することはあり得ません。

 

本当に強い焦りのある人はスタート前からエンジンを吹かしている状態ですからね。気合いの質が異なります。何事もそうです。

 

冒頭の「素人童貞の40代男」のケースはリアリティの欠ける例に見えますが、実際にこういう人は居ます。そして、こういう人は長い時間を要する地道な努力を極端に嫌います。それよりも

 

取り巻く状況を劇的に好転させるような特効薬のような方法

 

を求めます。

 

そんなものはねぇのですが、本人は人生の経験値が低いのか、それとも周囲にマインドの低い友人しかいないのか、それともそもそも周囲に誰もいないのかは知りませんが、本気でそのような特効薬のような方法があると信じているようなのです。

 

で、こういう人に限って「自己評価だけは異常に高く自信家」であり、「自分はあくまで選ぶ側の人間」であることを疑わず、その割に他者からの批判に酷く敏感であったりします。

 

「もう訳わからん状態」なのですが、要するに

 

相手が自分に合わせる努力をしろ

 

ということなのでしょう。

 

単純に「はぁ?」としか思いませんが、こうした中ニ病的なマインドのまま大人になってしまった人間を救う方法はこの世の中には存在しません。輪廻転生に賭けるしかありません。

 

そういう訳で、「ありのままの自分を受け入れて欲しい」という言葉は発する人によっては完全に「努力不足を正当化する便利な言葉」。

 

それで要求だけは一丁前な場合、ショッピングモールの床の上で仰向けになって手足をバタバタさせ、大声で欲しいものを要求する小さな子供と何ら変わりはありません。

 

小さな子供との決定的な違いは、良い歳こいた大人が同じことをするとR18指定のグロテスクな光景になる、ということでしょうか。

 

仮にそういう人を見つけたら静かに距離を取り、胸の前で手を合わせて念仏でも唱えましょう。僕たちに出来るのはただそれだけ。関わるだけ時間の無駄になります。

 

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