Opinion

「炎上系インフルエンサー」に有料課金する前に確認しておきたいこと

2020年7月18日

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イケハヤ先生の有料メンバーシップの件が炎上してるみたいだけど、みんないつもはイケハヤ大学のコメント欄で 「勉強になります!」 とか言ってるのに有料になった途端に手の平返して 「この人から学べることはない」 とか言ってんの普通にひどくない? まあ、僕も入ろうとは思わないけど。

 

脱社畜サロンが月額3000円で、イケハヤ氏はサロンオーナーの一人なのに殆どコンテンツを提供しなくて怒っていた人が多かったのを思い出すだけに、有料のメンバーシップで有料に見合う動画を作り続けられるのだろうか、と思ってしまいます。 (3ヶ月しない内に本数が減ると予想しています)

 

何かと賛否両論のあるイケハヤさんが新たなサービスを実験的に始めたらしい。僕は彼のファンでなければ、アンチというわけでもないが、彼のこれまでの言動についてはかなり冷めた目で見ている。率直に言うと、賛否の「否」寄りの意見だが、実害を被っているわけではないので、基本的には静観の立場だ。

 

先に言うと、今回のブログ記事で彼の悪口を書きたいわけではない。他人の悪口を一所懸命に書いても僕の人生が豊かになるわけではないからだ。ただ、彼に限らず、疑わしい言動を取る人間に対しては注意喚起したい。人格を誹謗中傷することと、言動を非難することは別問題と考えるべきだろう。

 

まず、イケハヤさんについては上記ツイートに書いてある通り、「脱社畜サロン」を巡る一連の騒動については『正田圭&イケダハヤト「脱社畜サロン」炎上の顛末』というブログ記事でザっと確認しておくことをオススメする。詳細について知りたい方は『#脱社畜サロン(現 #スキルシェアサロン) 主催者。自称連続起業家・正田圭氏の経歴に重大な疑義』を読めば、トラブルの原因となった事象について知ることができるだろう。

 

僕がイケハヤさんの言動に違和感を抱いたのは、上記トラブルでの対応だった。運営側であるにもかかわらず、事態の収拾に対して誠実ではなく、サロンのメンバーに対しても抑圧的だったのが強く印象に残る。外野席で見守る立場として、このサロンに課金した人に色々と同情した。

 

クローズドな空間では自分の意に沿うメンバーだけを固定化したい気持ちは理解できる。ただ、正当な理由で疑問を呈する人達を排除したりするのはどう考えてもおかしいだろうと思った。それはカルトである。僕はオンラインサロンは下手をすると、ある種の洗脳装置の役割を果たすのではないかと感じている。社会学者にこれをテーマに論文を書いて欲しいぐらいだ。

 

ここまで否定的なことを書いたが、僕はオンラインサロンの存在自体については基本的には賛成の立場である。僕も良いと思うものがあれば入会したい。ただ、僕が入会する場合は、そこに入って得られるメリットについて十分に精査する。もちろん、単にエンタメ的な面白さを享受したいだけでもそれは一つのメリットになる。例えば、オリラジのあっちゃんやメンタリストのDaiGoさんに有料課金する人達の中には、エンタメ的要素を求めている人も多くいるだろう。

 

ここで立場を明確にしておきたいが、僕はオリラジのあっちゃんやメンタリストのDaiGoさんとイケハヤさんのような「炎上系インフルエンサー」とは峻別している。前者はどちらかと言うとエンタメ部門に属すると思っている。それに対して、後者は「ハウツー」を売る情報商材屋に近いと考えている。

 

情報商材屋の提供する価値とエンタメ系インフルエンサーが提供する価値は質が異なる。どちらが上という問題ではないが、前者の方が人間の欲求に対してより直接的に訴えかける点で時に悪質性を帯びる。この点に注意しないと、無益な有料課金を続けてしまうことになる。

 

ちなみに、僕はイケハヤさんを筆頭とする情報商材系のインフルエンサーに課金する行為には否定的な立場だ。僕もイケハヤさんの動画やブログを随分と目にしてきたが、内容の重複が多く、目新しいものは特になかった。彼が実験的に色々なサービスに取り組むエネルギーとその作業量については参考にはなったが、それ以上の何かを得られることはほぼなかった。

 

あと、投資について彼が発信する情報には不正確な部分が多い。特に、FXについてはそのリスクを十分に説明したとは言えない記述が目立つ。自動売買ツールなどを初心者に対して積極的に薦めていたが、これは明らかにアフィリエイト収入を得ることが前提の行動であったように感じる。初心者にハイリスクな新興国の通貨の売買や、自動売買ツールの利用などを推奨する行為には多くの疑問符が浮かぶ。

 

少々辛口になったが、「この人は何が本来の目的なのだろう」という意識を強く持つことが大事だ。「インフルエンサー」と一口に言っても、その種類は多岐にわたる。お金のニオイが全面的にするような自称・インフルエンサーのカモにだけはならないようにして欲しい。まぁ、最終的な判断は個々人に任せるが、本当に儲けたいのなら、まずは自分自身が批判的な思考を持つことだろう。批判的な思考を持たずに惰性で有料課金をしても、その見返りは雀の涙以下のものになる。

 

もちろん、有料課金することが悪いわけではない。惰性であっても、単なるエンタメ的要素を求めているのであれば、批判的な思考を持つ必要はないだろう。ただ、「ハウツー」を売りにする情報商材系のインフルエンサーは「超有料級」と称しつつ、実態は無料で既に提供されている情報の寄せ集めの場合が多い。わざわざ課金してまで得られる情報なのかは大いに疑問だろう。

 

実際、ここ数年の彼らの動向を観察していると、既出のネタを何度もパッケージだけ変えて提供していると疑われるケースが多い。彼らの存在を初めて知る人にとっては、おそらくその「手品」には気づきにくいだろう。いずれにせよ、「ハウツー」を売りにしている情報商材系のインフルエンサーには要注意である。

 

「購入するな」とまでは言わないが、何度も購入したり、重課金するほどの価値はないように感じる。彼らの思考回路が知りたければ、無料で提供されている動画やブログを眺めるだけで事足りることが分かる。そこに新奇性は感じられないはずである。

 

「ハウツー」の類は実践あるのみ。「勉強法」の本を何冊も買っても学力が向上しないのと同様に、「ハウツー」ばかりを手にしても実践しなければ意味はない。実践する中で必要となる知識が明らかになり、それが分かれば独力で何とかなる。少なくとも僕はそう考えている。

 

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『Kabusky BLOG』の管理人。専門は株式投資。テーマに沿って、数人のライターがそれぞれの記事を担当する予定。

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