ツイッターのDMにて、とある女性から
「Kabuskyさんは気分が落ち込んだり、ストレスが溜まったりしたとき、どうやって対応しますか?」
という質問をいただきました。
結論から言うと、以下の4点を意識しています。
- 落ち込むパターンを把握し、その解決策を具体的に考える
- なるべく健全な日常生活を送る
- 体調管理は怠らない
- 何も考えずにボーッとする時間を確保する
最後に「それでもどうしても落ち込むときは…」と題して現実的な解決策を提示したいと思います。
では、それぞれについて順に説明していきましょう。
落ち込むパターンを把握し、その解決策を具体的に考える
まず、「どういう場合に気分が落ち込んだりするのか?」について具体的に分析してみることです。
そして、「気分が落ち込むパターン」を把握します。たいていの場合、そのパターンは過去に何度も繰り返してきたことである場合が多い。
「悩みごと」には規則性があります。「人間関係」に悩む人は、悩むポイントも大体同じです。多少のバリュエーションはあれど、同じ部分で悩むことが多いといえます。
そういった悩みに対して具体的な解決策を考えるのです。解決策を用意するのとしないのとでは、その後の方向性が全く異なったものになります。
そして、具体的な解決策は複数用意するのが好ましい。複数あれば臨機応変に対処できますからね。内容は現実的なモノ。非現実的でアクロバティックな解決策は再現性が乏しいので、クローゼットの中にでも閉まっておきましょう。
ただし、具体的が思い浮かばない場合もあるでしょう。その場合、考えるのをやめるのも一つの手です。
僕の場合
「悩んでも無駄なことは深く考えず、すぐに頭を切り替えること」
を実践しています。
「悩んでも無駄なこと」というのは世の中に多いですからね。そうしたモノに対して延々と時間を割いても、良かった試しはほとんどありません。
そうであるなら、早々に考えることを放棄し、頭を切り替える方が賢明です。これも一つの具体的な解決策です。
なるべく健全な日常生活を送る
これも大事。
人間は考える生き物ですから、一度悩むと深みにハマってしまいやすくなります。
そうなると、生活は乱れやすくなる。酒やタバコ、暴食に走り、不健全な生活を送ってしまいやすくなります。
一時的にそうしたことで気分を紛らわすことはできますが、これが習慣化するとよりマイナス思考になる危険性があります。何事も程々に済ませた方が賢明です。
なので、なるべく健全な生活を送るように心掛けましょう。そうすれば、情緒は安定しやすくなります。健全な精神は健全な生活によって育まれますからね。
ただ、ここで一点。
健全な生活を送ることを心掛けても、無理にポジティブになる必要はありません。「ポジティブさ」というのは自然に湧き上がってくるものであり、「ポジティブになるぜ!」と決意した瞬間にみなぎる代物ではありません。
物事を冷静に見つめる為には
ポジティブとネガティヴ両方の視点
が必要になります。
「ポジティブになれば全てが解決する」というのはすでにポジティブな人の発想です。
「楽観的になり過ぎても、悲観的になり過ぎても、物事はゆがんで見える」というのが僕の持論です。やはり、両方の要素を併せ持った方が冷静に物事を考えることができるというものです。
「なるべく健全な日常生活を送る」というのは、冷静さを保つ為の土台作りといったイメージです。
ただ、そうは言っても、「健全な日常生活を送ることは難しい」という方もいるでしょう。僕も生活が乱れることがあるのでよく分かります。
そういった場合はどうしたら良いか?
「部屋を綺麗にする」
これに尽きます。
風水的にも部屋を綺麗にするのは良いことらしいですね。
「部屋の乱れは心の乱れ」と言いますが、これについては僕も同意です。目に入る情報量が多いと、それだけでストレスが溜まりますからね。
体調管理は怠らない
「なるべく健全な日常生活を送る」に続く話ですが、体調管理も大切です。
その場合、筋トレがオススメです。むしろ、これしかありません。
筋トレをするとテストステロンが増えます。別名「やる気ホルモン」と呼ばれ、向上心や活力が生まれる重要なホルモンとされています。
僕がスポーツジムに通い始めたのは20年以上前になりますが、真面目に通った時期とそうじゃない時期を比べると、明らかに後者の方が体調は不安定であり、活力もあまりなかったように思います。
最近では、筋トレブームにより、身体を鍛え始める人が増えました。良い傾向ですね。
筋トレをすると、やる気面だけではなく、体質も大きく変わります。体力もつきます。あと、筋トレでボディメイクもできるので、実年齢よりも若々しく綺麗な体型を手に入れることができます。
個人的には宅トレよりも、スポーツジムに通うことをオススメします。
宅トレは金銭面ではリーズナブルですが、やる気が継続しにくいです。その一方、ジムだとやる気のある人たちに囲まれた中で筋トレするので、自然とやる気スイッチが入りますからね。
実際、僕もジムに行く前は憂うつなのですが、ジムに行ったら筋トレしている人たちがいるので、自然とモチベーションが高まります。これは誰しも経験したことがあるでしょう。
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そういうわけで、体調管理を手っ取り早くするには筋トレがベスト。筋トレ中心の生活を送ろうとすると、必然的に「健全な日常生活」を送るようになりますからね。
僕も筋トレ中心の生活を送ることで、健全な生活を自然と送ることができています。
何も考えずにボーッとする時間を確保する
ストレスが溜まったり、気分が落ち込んだりしたときに、無理に何かをしようと予定を詰め込んだりするのは逆にマイナスだったりする場合もあります。
そういうときは、「何もしない」も一つの手です。
何もしないことによって、心に空白ができ、気分が徐々に落ち着いてくることがあります。一種のクールダウンですね。
ただ、「何もしない時間」を設けることで、逆にアレコレと考えてしまうこともあります。
そうしたとき、僕は映画を観たり、読書をしたりします。映画や読書はありきたりの手段に見えますが、使い方によっては気分の落ち込みを緩和してくれます。
例えば、自然の中で映画を観たり、静かなカフェで読書したりすると、雰囲気もあって気分は落ち着いてきます。
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僕は意識的にそうした時間を作るのですが、リラックス効果は高いです。あと、フラッと新幹線に乗って地方都市に行ったりも、たまにします。
僕は関東在住なので、東京駅や品川駅に行き、直感的に「ここに行きたいな」と思う場所を見つけ、乗車券を買います。「プチひとり旅」ですが、非日常的な時間と空間を手に入れられるので、意外とオススメの方法です。
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それでもどうしても落ち込むときは…
こういう場合は、ストレートに「人に話を聞いてもらう」のがベストです。
ただ、できれば「赤の他人」に相談しましょう。友人・知人に相談するのが一般的ですが、自己開示を必要以上にしてしまうおそれがあります。そうなると、逆に悩みが大きくなることがあります。
そもそも、友人・知人というのは自分のことをある程度は知っている存在ですからね。「相談しやすい」というメリットはありますが、「感情的で偏った意見を言われる」というデメリットもあります。いわゆる「あなたのためを想って」系のやつです。
その点、「赤の他人」なら客観的な立場で冷静な意見を言ってもらえる場合が多いですからね。
もちろん、「赤の他人」と言っても、その辺の見ず知らずの通行人の首根っこを掴んで話を聞いてもらうわけではありません。
「悩みを解決するのに相応しい人」を選ぶことです。つまり、その道のプロ。
彼らは色々な事例を見てきたという経験に基づく知見がありますからね。僕自身、本当に「ヤバい」と思ったときはこういう人を頼ることにしています。
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まとめ
もう一度、整理しましょう。
ストレスが溜まったり、気分が落ち込んだりしたとき、僕が意識していることは以下の4つ。
- 落ち込むパターンを把握し、その解決策を具体的に考える
- なるべく健全な日常生活を送る
- 体調管理は怠らない
- 何も考えずにボーッとする時間を確保する
これらについて、それぞれお話をしてきました。
「ストレスを溜めない」「落ち込まない」というのは人間社会で生きている限り、無理なことですからね。
これらと上手に付き合うことが大切です。ただ、「本当に無理だ」と思う一歩手前で、他者を頼ることも非常に大切です。
僕が紹介したことはあくまで一例ですが、読者の皆さんの参考になれば幸いです。
今回は以上です。
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