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まず、早速マザーズ指数のチャートを確認しましょう。
日足チャート

マザーズ指数の日足チャート
目先、75日線を割り込むかどうかが一つのポイントになるでしょう。ここを割り込むと一気に下げが加速し、個人の追証発生件数も急増することが予想されます。
直近のマザーズの上げはモメンタムが主な要因で、『上がるから買い』という雰囲気が背後にありました。
こういった需給先行の相場は逆回転した時の反動が怖い。
現在、マザーズ主力のBASE(4477)のチャートが崩れたことで、マザーズ全体の雰囲気は悪化しています。

BASE(4477)の日足チャート
雰囲気投資の欠点は個人投資家の心理状態が悪化した際にそれがチャートの形状に如実に表れることでしょう。
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マザーズには超高PERの銘柄が多いです。ファンダメンタルズでは投資対象にはならないが、時価総額が低くテーマ性を帯びた銘柄には資金が集まりやすい。
実際、コロナ禍ではテレワーク・巣ごもり需要からSaaS系やサブスクリプション関連の銘柄に資金が流入し、マザーズ指数は大きく伸びました。
ただ、現在は再生エネルギーやバリュー株への資金流入が顕著になっており、マザーズ市場からの資金抜けが懸念されます。海外勢の利益確定売りも一つの不安材料でしょう。
マザーズ市場は以前は個人投資家主導で相場が形成されていましたが、2016年7月に先物が導入されてから外国人投資家の存在感が大きくなりました。
なので、海外勢の利益確定売りは軽視できません。仮に本格的な資金抜けが観測されれば個人投資家は大きな痛手を負うことが予想されます。
やはり、ファンダメンタルズ分析よりもテーマ性や値動きを重視する個人投資家が多いと推測されるので、反落すると下落に拍車が掛かりやすいのです。
いずれにせよ、警戒感を持って臨むことで損することはありません。何よりも資金管理を最優先させるべき局面であるでしょう。
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今回は以上です。
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