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分散投資をするメリットについて簡単に解説【入門編】

2020年2月13日

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投資スタイルには大きく分けて集中投資と分散投資の二種類がありますが、今回は分散投資をするメリットについて簡単に解説します。

 

まず、分散投資とは損失リスクを軽減する為に複数の会社の株を保有することをいいます。

 

銘柄の組み合わせのことをポートフォリオと呼びますが、分散投資はポートフォリオの内容に焦点を当てた投資手法です。

 

分散投資をする最大のメリットは、損失リスクを最小限に抑えられること。

 

具体的には正反対の業種の銘柄を保有することで、リスク回避を行うことができる点です。

例えば、ポートフォリオの内訳を輸入と輸出のそれぞれに強い銘柄で構成するという感じです。

円高になると輸入が、円安になると輸出が有利になります。

それぞれに強い銘柄を組み込むことで、どちらの状況になっても極端な損失を出す可能性が非常に低くなるのです。

アクティブ運用とパッシブ運用とは?

運用スタイルにはアクティブ運用パッシブ運用の二つがあります。

  • アクティブ運用=値上がりを期待する銘柄を選択して購入し、市場平均以上の投資成績を上げようとする強気の運用のこと
  • パッシブ運用=市場平均を狙う戦法。ポートフォリオを日経平均やTOPIXのような株価指数と連動するようにコンピュータで計算し、幅広く銘柄を購入する運用のこと

分散投資というのはパッシブ運用のことで、一般投資家向けに少額から購入可能なインデックスファンド(=投資信託)などが有名です。

 

インデックスファンドは株価指数と連動しているので、「守りの戦法」で資産運用したい方には向いています。

補足:日経平均とTOPIX

日経平均とTOPIXについて簡単に知りたい方に向けて補足的に説明します。

 

両者はともに新聞やニュースなどでよく耳にするワードだと思いますが、それぞれについて大まかな説明は以下の通りです。

  • 日経平均=東証一部に上場する約2,150銘柄の中から、日本経済新聞社が取引が活発な225銘柄を選び、その株価を単純平均した数字のこと(※厳密には少し異なる)
  • TOPIX=東証一部上場の全銘柄の株価を時価総額に応じて加重平均した数字。日経平均よりはマーケットの実体を表していると言われる。

日経平均はファーストリテイリング(ユニクロ)を筆頭に、値がさ株(=株価が高い株)だけで20%以上の寄与度になります。

 

なので、日経平均は値がさ株の上下に大きく左右されるのです。

 

ちなみに、225社の入れ替えは毎年10月に定期入れ替えがあります。

 

ここで、株価の高い銘柄が新規に組み込まれると日経平均が上がるという現象が起こります。

実際、2018年には古河機械金属が225社から除外されてサイバーエージェントが新規に組み込まれました。

当時、古河機械金属は1,701円(18年10月1日時点)で、サイバーエージェントは6,130円でした。

両者の入れ替えだけでも日経平均は変動しました。

パッシブ運用で儲かるのか?

SNSなどのネット上で積極的に発信している個人投資家は、アクティブ運用の方が多い印象を受けます。

 

平均以上のパフォーマンスを出せるという自信がある人がアクティブ運用を選択しやすいのでしょう。

 

分散投資でリスク回避を行うよりも、個別株に集中する方が値上がり期待ができる分、刺激的であり、当たれば利益も大きくなります。

 

ただ、過去の統計を見ると、アクティブファンドのうち、株価平均指数を上回る成績を残したのは全体の3割を下回っているというデータがあります。

 

これはつまり、アクティブ運用は当たれば大きいが、外れると想定以上の損失を出すリスクがあるということです。

株価を常時チェックしたくない方は、分散投資をオススメ

投資スタンスをアクティブ運用に設定すると、個別株の値動きに神経をすり減らすことになります。

 

相場環境は刻一刻と変化し、それに応じて個別株の値動きも似たような動きを見せます。

 

もちろん、中には地合いに関係なく力強い値動きを見せる銘柄もありますが、それでも相場環境を一切無視することはできないでしょう。

パッシブ運用は、以上のような「精神的な疲弊」をなるべく回避したい方に向いています。

短期的に資産が倍増することはあまり期待できませんが、その分、長期的に緩やかな資産運用が可能になります。

 

できるだけ損をしたくない、年単位で堅実に資産運用をしたい方にとっては分散投資はオススメの投資スタイルだといえるでしょう。

 

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個人投資家。株式投資が専門。本来は、テクニカル分析を軸に、短期スイングをメイン手法にしている。しかし、現在は中長期投資にシフト中。

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