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R4宅建試験から2ヶ月が経ちましたね。僕は来年1月下旬に宅建実務講習を2日間受けますが、朝から晩まで缶詰状態になるのでやや憂うつです。
さて、来年の宅建試験に向けてリベンジをする方や、新たに宅建を受けようと思っている方に対して、「独学か?資格講座か?」問題について個人的な意見を述べようと思います。
まず、僕は今回独学受験だったので、その点を踏まえた上でお話しましょう。
「独学」に向いている人とは?
結論から言うと、以下の点に当てはまる人は独学に向いていると思います。
- 勉強のやり方を知っている
- すでに他の法律系の資格試験(行政書士や予備試験短答)に合格済みで、民法が得点源になっている
率直な話、宅建試験は独学でも十分に合格可能です。人気の国家資格ということもあって、市販のテキストや問題集は充実しています。なので、基本的にそれらを使うだけで合格レベルに到達することができます。
ただ、勉強のやり方を知らないと苦戦することは事実。特に法律科目の学習は「経験者」と「未経験者」とでは結構な差が出てくると思います。
中でも「民法」。宅建試験では「権利関係」に当たるものですが、近年の問題は結構ムズイです。もちろん、細部まで学習すれば8割程度の得点は可能ですが、それなりの勉強量が必要です。
仮に民法が完成していたら、かなりのアドバンテージになります。民法で培った法的思考力は他の法律を学ぶ際に役に立つので、勉強のコツが掴みやすい。
宅建で言えば、宅建業法を得点源にする必要があるのですが、民法に比べるとだいぶ簡単です。ただ、簡単と言っても「ちょろっと勉強すれば大丈夫」の意味合いではありません。しっかり、ガッツリ勉強する必要はありますが、民法に比べると過去問演習がかなり有効なので、そんなに苦労することはないと思います。
あとは、「法令上の制限」「税・その他」も同じ要領で取り組めば何とかなります。
資格講座で勉強した方が良い人は?
結論から言うと以下の通り。
- 初学者で勉強のやり方が分からない
- ペースメーカーが欲しい
僕は宅建については独学でしたが、今勉強している某資格試験は予備校の講座を受講しています。
独学用の市販テキストも売っているのですが、分量が多く、また初めて勉強する科目もあるので、ペース配分に自信がありませんでした。なので、予備校の講座を受講することにしました。
やはり、資格講座のメリットはプロの講師がメリハリをつけた解説をしてくれる点です。あと、合格するのに必要十分なテキスト&問題集がセットで送られてくるので、「コレさえやれば大丈夫」という安心感に包まれます。
宅建試験の時、ツイッターで色々な受験生のツイートが目に入ってきましたが、残念な結果になってしまった人の中には大量のテキストと問題集を持っている人がいました。これは「やり過ぎ」だと思います。
手を広げすぎると一つ一つの復習が中途半端になり、知識も使えないものになってしまいます。ただ、取り組む本人にとっては「勉強した気」にさせてくれるので前進している気持ちになるのですが、曖昧な知識が増えたところで本番では役に立ちません。なので、テキストと問題集は絞った方が良いと思います。
「初見の問題に慣れる」という意味で直前期に模試を沢山受けるのはアリだと思いますが、普段の勉強では教材はなるべく絞って、それらを徹底的に復習して知識を強固にする方が試験本番での得点力に直結するでしょう。
そういう意味では、資格講座は合格するのに必要十分な教材をあらかじめ提示してくれるので、受講生は講師の指示に従って努力するだけで良いことになります。他の教材に目移りするヒマがなくなる分、安心して取り組めます。これが最大のメリットではないでしょうか。
もちろん、独学に比べて費用の点がネックになりますが、試験において大事な「戦略」の部分をプロに任せられるのは個人的にはかなり大きなメリットだと感じます。そう考えると、「絶対に合格したい」という強い意志のある人にとっては資格講座は大きな味方になってくれるはずです。
ぜひ、参考にしてみてください。
宅建講座のある通信講座
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