コラム

文章力を向上させるためには?

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最近、とある方から「どうやったら文章力が上がるか?」という相談を受けた。この質問に対する僕の回答はただ一つ。

 

「良い文章に沢山触れること」

 

良質なアウトプットは良質なインプットに依存する、というのが僕の持論で、ただ闇雲に沢山の文章を書いてもあまり意味がないように思う。それより、良い文章に沢山触れて論理展開や文体、語りのテンポなどを体感した方が文章力の向上に繋がりやすいと感じる。

 

元々、僕は文章を書くのがかなり苦手だった。文章を書かざるを得ない状況になったのは大学受験の時で、入試科目に小論文があったので仕方なく文章力の向上に努めたといった感じだ。最初は全くペンが進まず、絶望感に襲われた。色々と暗中模索を続けた結果、「とりあえず、小論文に出そうなテーマの本を片っ端から読んでみよう」という結論に至った。

 

当時、岩波新書が小論文の課題文として採用されることが多かったので、その類いの本を読んでいった。最初は一読しても意味不明だったが、参考書でテーマごとの基本知識を仕入れた上で同じテーマの本を複数冊読み比べていった。結果として、徐々に手ごたえを感じていく。

 

同じテーマの本を何冊か読むうちに、頭の中でそれぞれの知識が有機的に繋がっていった。この感覚が生まれると、文章を書くことに抵抗感がなくなっていく。結局、文章というのは全くのゼロベースから生まれるものではなく、既に頭の中に知識があることを前提に、それを整理し、再構成していくというプロセスを経た結果として生まれるものだと思う。

 

あとは表現力をどうやって磨くかについてだが、これは好きな文体を自分で探し出して、それの真似をするという形が一番の近道だと思う。好きな作家の文体を真似るのがおすすめの方法。やはり、プロの書き手の文章は語彙力や表現力に富んでおり、推敲を重ねた上で紡ぎ出された文章なので他の文章とは質が異なる。

 

こうした文章を多読すると、その書き手の文体やリズム感が体内に蓄積していく。この蓄積が自分自身の文章力の向上にも潜在的なレベルで寄与するというのが僕の感覚だ。この感覚を言語化するのは難しいが、実際に文章を多読すると「何となく文章が書けそうだ」という感覚になるのはほぼ間違いないと言える。

 

この感覚を持てるようになったら、実際に文章を書いていく。今の時代ならツイッターでもブログでも良い。最終的には自分で文章を書くという作業が重要になる。文章を多読しただけでは不十分で、それをアウトプットしなければ意味がない。あとは、このインプットとアウトプットの往復を繰り返す。以上が冒頭の質問に対する僕の回答になる。

 

 

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『Kabusky BLOG』の管理人 / このブログでは株式投資の初心者の方を想定読者に、分かりやすく役に立つ情報を提供する予定です。 メインは株式投資についてですが、気まぐれに様々なジャンルの記事もアップするつもりです。

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