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エムスリー(2413)のチャート、綺麗ですよねぇ。
日足・週足チャートが共に上昇トレンドで、惚れ惚れするようなチャート形状をしています。
日足・週足チャート

日足チャート

週足チャート
これ、投資指標に基づく考察を金科玉条のように思っている人には手が出せないでしょうね。実際、数値で判断するとスクリーニングの段階で弾くでしょうから。
投資指標21/03期
ただ、グロース株というのは期待値が大きくなりやすいので、予想PERが約243倍であっても何ら不思議ではないです。EPSが順調に上昇トレンドを描けば、必然的にPERは下がるので。
僕のnote『【改訂版】短期スイング概論~銘柄選定から売買ポイントに至るまで体系的に解説~』でも言及していますが、短期スイングではとにかく日足・週足チャートが上昇トレンドの銘柄を狙うことが重要だというのが持論です。
月足チャートは大局的な流れを見る分には良いのですが、短期スイングは「短期決着」を念頭に置いているので、投資期間のタイムラグが生じないように月足チャートは軽く参考程度に見ます。
あと、noteではファンダ面での銘柄選定基準には軽く触れている程度ですが、それは短期スイングの場合にはさほど重要ではないというのが理由です。
ただ、値動きだけは一人前で中身はボロボロの「クソ株」を手にする訳にはいかないので、一定の分析力は必要でしょう。サクッと判断基準を知りたい方は『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』という本がおすすめです。
四季報から成長株を発見する方法が書いてあるので参考になります。もっとも、筆者本人は大化け株を見つけたものの初動の段階で手放しているので、結局は『握力勝負だなぁ』というのが率直な感想です。
僕が短期スイングをメインに据えるのは、こういった握力勝負になった場合のストレスをできるだけ回避するという点を重視しているからです。
いやぁ、言うは易く行うは難しの典型ですからね。銘柄を信じてホールドするっていうのは…
強い銘柄を順張りかつ短期間で値幅を取る戦略の方がストレスが溜まりにくいので僕はオススメですけどね。
やはり、チャートの形状がシンプルなので、必然的に見るべきポイントも絞られます。
また、注目度が高いとまとまった資金の流入が期待できるので、取引の流動性も高まります。結果、短期間での値動きがダイナミックになり、値幅を重視する戦法と相性が良くなるわけです。
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