元々ドラマを真面目に観るタイプではなかったのですが、勧められたドラマは「ちゃんと観よう」と決意し、これまでいくつかのドラマに挑戦しました。
…が
結果、大半は離脱しました。これまで半分以上観たのは『オールドルーキー』『正直不動産』で、最後まで観たのは『六本木クラス』でした。
『六本木クラス』は最後まで観た感想は…うーん、微妙!でした。好きな方はすみません。韓国版を観ていないので、本家を踏まえてどう料理したのか分からなかったですが、全体的にややチープな印象を受けました。香川照之は好きな俳優ですが、いつも見る「顔芸」がいつも過ぎて微妙…あ、でも平手友梨奈は適役でしたね。
『オールドルーキー』は最後まで観ても良かったのですが、「うーん、今観たいのはこういうライトな感じではないな」とふと思い、途中で観る気力が完全に失せてしまいました。
『正直不動産』も同じ。そんな感じで、最後に残ったのが…『鎌倉殿の13人』。これは初回から最新話まで全部観ています。
個人的にはかなり面白いドラマですね。一応、鎌倉時代の大雑把な通史は学習済みなので、何が起こったか、誰が戦いに敗れて誰が実権を握ったのか、について主要人物を中心とした出来事はある程度理解しています。
が、三谷幸喜の脚本が秀逸過ぎるせいか、ストーリー展開だけでなく、人物もかなり魅力的に描かれていますね。過去作の『新選組』『真田丸』も面白かったですが、『鎌倉殿の13人』は僕の中では個人的ナンバーワンです。
現在は第38回まで。今後は「和田義盛の乱」や「実朝暗殺」、「承久の乱」などクライマックスに向けて非常に重要な出来事が待ち構えています。
この間の「ウラ話トークSP」で撮影の話になり、「鶴岡八幡宮の大階段」の話が出てきましたが、これは間違いなく「実朝暗殺」のシーンを撮っているものと思われます。いやぁ、楽しみ。
実はNHKのガイド本を購入して、第39回から最終回までの「あらすじ」はすでに読みました。最終回とその前の回以外はかなり詳細なあらすじが書かれていたので、読むだけでもドラマの内容が立体的にイメージできました。
NHK大河ドラマ・ガイド
あれを映像化したらどうなるんだろう…と期待値が高まるような内容だったので、最後まで面白いのではないかなと思います。
特に次週以降の和田義盛がですねぇ…乱に至るまでの過程が人間味あふれる感じで、ドラマではどう表現されるのでしょう。最期のシーンはここでは詳細に語りませんが、「義盛ロス」が起きそうな予感がします。
次に「実朝暗殺」ですよね。実朝は公暁に暗殺されるのが史実ですが、「単独犯説」「義時黒幕説」「義村黒幕説」など色々な説があるそうです。
僕はあらすじをすでに読んだのでどの説を採用したのか分かっていますが、「おぉ、そう来たか」というのが率直な感想です。これもその人物のキャラと相まって目の離せないシーンになる予感がします。
最後に「承久の乱」ですが、これはかなり端的に書かれてあったので、ある種の「お楽しみ」ですね。どんな感じに映像化されるのかは見当が付きません。ただ、ここでのハイライトは尼将軍・政子の有名な演説ですから、どういうシーンになるのかは要注目です。
実は『鎌倉殿の13人』で小池栄子が政子役になると決まってから、すでにこのシーンがどう描かれるのかがとても気になっていました。現時点の政子は御家人たちの支持を受け、着々と政治力を身に付けていますからね。名演説に対する期待値は相当高いです。
あと、義時が亡くなる原因に伊賀の方(=菊地凛子)が関係している説がありますが、その点については触れていなかったので、どうなるんでしょう。最後は誰も予想できない感じに仕上がっているようなので、こちらも気になりますね。
スポンサーリンク