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「奢り奢られ論争」に鼻息荒く参戦している人たちを冷ややかに見守っているよ、っていう話

2023年2月22日

定期的に話題になる「奢り奢られ論争」。これについて、僕の考えを代弁してくれている人のツイートを紹介します。

 

10代の皆さんにお姉さんから大切な話があります。奢り奢られ論争で発言して良いのは目立ちたいインフルエンサーのみ。まともな恋愛/人間関係なら割り勘で不満を感じる機会がありません。不満を感じる低レベルな人間と会わないからです。周りのレベルは自分のレベル、この言葉を忘れないでください。

 

概ね同意です。よくこの話題で賛否が分かれるのは「マッチングアプリでの出会い」。個人的には男女関係の成立を前提にした出会いであれば、「初回は男が奢れよ」と思いますが、徐々に関係を築いていく一般的な男女間(友人関係も含む)においてはケースバイケースだというのが正直な感想です。

 

幸いにも僕の周りには「奢ってくれないとご飯を食べない」というような人たちは男女問わずいないのですが、「奢るか奢らないか(正直、この表現は下品で好きではない)」はその時の「空気感」でどうするか決めるものではないんですかね?

 

女性側が「こいつは奢ってくれる男か見極めてやろう」と思っていたとしたら、まともな人間なら「そういう基準で人を見ているんだな」と判断し、そもそも誘わないでしょう。打算的な人間とは長期的な関係を築きたいと思わないですからね。そういう嗅覚はある程度の人生経験を積んでいたら分かるものです。

 

これを言うと元も子もないのですが、「奢り奢られ論争」で真剣に闘っている人たちに対しては、随分と浅く無意味な議論をしているんだなぁという印象です。確かに、1円単位で割り勘する男は男から見ても気色悪いのですが、おそらくそれは「マッチングアプリで出会うからには最小限の出費で最大限の成果を上げたい」と思っているゲスで小物な男に限定される話でしょう。なので、「マッチングアプリという限定的な空間の中だけで議論してよ」というのが僕の意見。

 

それに関連して、「独身研究家」という肩書で活動している方が以下のような文章を投稿していました。

 

 

「デートでは男が払うべきか?」という「おごり・おごられ論争」は、「住居は賃貸か、持家か?」と同じようにいつまでも終わらない論争のひとつです。いつも「男はおごるものだと主張する女」vs「女はいつもおごられて当然と思うなという男」の対決構図が注目されますが実態は違います。 内閣府の「令和3年度性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査」でも調査されてますが、「男がおごるべき賛成」割合は男性37.3%、女性22.1%という結果となりました。私もこの件は2015年から継続的にこの調査してますが、ほぼ内閣府の結果と同じです。 つまり、「デートでは男がおごるべき」と考えているのは、女性の方ではなく男性の方が多い。言いかえると「男はおごりたい」「女はおごられたくない」ということになるわけです。 論争は「おごられない女」と「金がなくておごれない男」の間で勃発しているのでしょう。

 

この意見に対して別に賛同はしませんが、内容は理解できます。要するに、「奢り奢られ論争」に参加している人は自分の現状の立ち位置や経済状態を結果的に白状しているよ、っていうことです。なので、賢い選択としては決して鼻息荒く自分の意見を主張しないことです。議論に参加すること自体が野暮ですから。

 

例えば、イケメンの芸能人が「奢る / 奢らない場合」と詳細な場合分けをして、超長文で持論を展開したコメントをインスタで投稿していたら幻滅しませんか?野暮な議論には積極的に参加しないのが基本なのです。

 

ちなみに、僕は本当にご飯を食べたい人しか誘わないし、「奢り奢られ」という発想がそもそもありません。「奢りじゃないとご飯を食べない」と言う女性の友人・知人もいないです。大事なのは、こういう議論が好きな人たちと関わらず、友人にもならないことです。

 

 

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