書籍紹介

【書籍】投資に役立つ思考力を鍛えるという意味で、おススメの他ジャンルの本を紹介

2019年7月9日

今回の記事では、投資に役立ち、なおかつ文体が平易で内容的にも面白い本を紹介します。

紹介する本は読む上で前提となる知識は要求されません。今回は、以下の本を紹介します。

「ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!」

お金は人を幸せにも、また不幸にもします。投資で運用するお金を実生活の中で使用する「お金」と同義だと捉えると、理性的な判断がしづらくなります

ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!」ではお金にまつわるエピソードをマンガ「闇金ウシジマくん」を例に紹介しています。この本を読むと、お金が絡むといかに人間の判断力が歪んでしまうかよく分かります。

お金によって身を滅ぼしかねない事例を知ることで、投資に対する態度も変わると言えるでしょう。

 

「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」

投資をする上では、様々な情報を取捨選択する能力が問われます。目に入る情報を精査し、未知のことについて推論を重ねつつ、自分なりの結論を下せるようにしなければなりません。

この能力は意識的に鍛える必要があります。「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」では、「地頭力」を鍛える方法論について述べています。

「地頭力=未知の領域で問題解決していく能力」として、フェルミ推定を例に分かりやすく説明しています。コンサルタント向けの本ですが、投資についても応用できる内容だと言えます。

 

「決断力 (角川oneテーマ21)」

決断力 (角川oneテーマ21)」は個人的にお薦めの本です。本書では、難しい局面でいかに決断するかについて書かれています。

将棋は偶然性が排除された完全な頭脳ゲームです。最善手を指す為に理詰めで考えていく。投資は偶然性が大いにあるゲームなので、すべてを真似すべきとは言いません。

ただ、理詰めで推論を重ねていく局面では、羽生先生の思考スタイルは非常に役に立ちます。たとえ、将棋に興味はなくとも、一読の価値はあるでしょう。

※ただし、将棋に興味がないと具体的なエピソードを読んでも興味が湧かないかもしれません

「3手詰ハンドブック」「5手詰ハンドブック」「 7手詰ハンドブック」

3手詰ハンドブック」「5手詰ハンドブック」「 7手詰ハンドブック」もお薦めします。

詰将棋は王手の連続をして、決められた手数で詰ませる思考ゲームです。駒の動かし方と詰将棋独自のルールを覚えたら誰にでも楽しめます。3手詰めは詰将棋の基本ですが、難しければ、1手詰めの本から始めても問題ありません。

投資とは一見関係ないように思えますが、考えられる手筋を一つ一つ丁寧に検証するという態度を通して、粘り強い思考力を鍛えることができます。



「他人を支配する黒すぎる心理術」

他人を支配する黒すぎる心理術」は心理術を具体例を通して学ぶ本です。

投資と心理学は密接な関係にあります。行動経済学という学問が登場したように、時に人間は非合理的な行動をします。

その背後にある人間の心理を理解することができれば、非合理的な行動についても納得が行く。本書は、行動経済学を学ぶ前に、心理学の概要を総ざらいするのに役立ちます。

ツイッターなどのSNSで発信される情報の真偽を確かめる為に、発信者の背後にある心理を理解することは重要です。ツイッターのプロフィール上で表記される具体的な資産額で相手の発信内容を信じているフシがあれば、心理学の罠にハマっている可能性があります。

全てが虚偽の情報であるとは断定しませんが、性善説で相手を見ると、判断を見誤ることが往々にしてあることは肝に銘じたいところです

「限りなく黒に近いグレーな心理術」

同じ心理学系の本でも、「限りなく黒に近いグレーな心理術」の方がよりサクッと読めます。

身近な事例を基に、どの部分に心理学的なテクニックが応用されているのか、非常に分かりやすく書いてあります。

分量的にも「他人を支配する黒すぎる心理術」より少ないです。

最後に

今回、紹介した本は一見投資とは関係のない内容ですが、投資に役立つ思考力を鍛えるという意味では、どれも一読の価値はあると思います。本を読むだけで投資能力が上がるわけではありませんが、本を読むことによって思考の幅は確実に広がります。

自分の考えを明確化する為には言語運用能力が不可欠です。私の個人的な意見では、本を読む人間は基本的に考察能力が高いと言えます。学ぶことに遅すぎるということはありません。思い立ったが吉日。色々なジャンルの本を積極的にチャレンジしてみましょう。

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Mr.Kabusky

Mr.Kabusky

個人投資家。株式投資。テクニカル分析をメインに、短期スイングでトレード。 原稿執筆ライター。元塾講師(5年)。慶應SFC中退→立教卒。

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