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※今回の記事は過去の記事をリライトしたものです
なんと、、、損したFXトレードを分析してみたところ、その大半は「ポジポジ病」でした。人間の心は弱いです。目の前に果実があると、手を伸ばしてしまいます。
これじゃあ勝てないので、今後は必ず「エントリータイミングはじっくり待ち、騙しじゃないことを確認してからのエントリー」を徹底します😌— マナブ@バンコク (@manabubannai) July 1, 2019
なんと、、、損したFXトレードを分析してみたところ、その大半は「ポジポジ病」でした。人間の心は弱いです。目の前に果実があると、手を伸ばしてしまいます。
これじゃあ勝てないので、今後は必ず「エントリータイミングはじっくり待ち、騙しじゃないことを確認してからのエントリー」を徹底します😌
そもそも「ポジポジ病」とは?
上記のツイートはFXについてのことですが、これは株のトレードについても当てはまります。
「ポジポジ病」とは、常にポジションを取っていないと不安になり、ポジションを取ることによって妙な安心感と興奮に似た緊張感を抱く状態のことをいいます。
この「ポジポジ病」は初心者特有の現象のように見えますが、相場歴がそれなりに長くても気が緩むとすぐに陥ってしまう厄介な病でもあります。
トレードは100%の確信を持って臨める訳ではない
株もFXと同様に、ポジションを取らなければ利益を得ることはできません。トレーダーは損失リスクを最小化しつつも、なるべく多くの利益を得ようと常にチャンスをうかがっています。
そして、トレードに臨む際、100%近い確信を持ってポジションを取ることはほぼ皆無であり、大抵は客観的な指標と過去の経験則に照らし合わせて、最後はノリと勢いで突撃することになります。
トレード経験を通して、中途半端な判断を下さないように感覚を磨くしかない
トレードのセンスに長けた人間であれば、たとえ自分の描くシナリオとは異なる局面になっても、致命傷を負わずに撤退することができるかもしれません。
ただ、相場経験が浅いとそう上手くはいきません。蓄積した経験値が少ないと、目の前の現象が何を意味しているのかよく分からなくなります。
これが体感的に徐々に理解できる為には、実践を通してトレード感覚を磨くしかありません。とは言っても、身銭を切って挑戦している以上、勉強代と称して相場に投げ銭を繰り返す訳にもいかない。
なるべく、リターンの少ない投げ銭をしない為にも、よく分からない局面で中途半端な判断を下さないことに尽きるでしょう。
「ポジポジ病」=見切り発車をしてしまうこと
ちなみに、「ポジポジ病」というのは、端的に言うと見切り発車をしてしまうことをいいます。そして、見切り発車というのは発車してから次に何をすべきか考えるのが最大の特徴です。考えながら走ることはリスク管理の観点から見ると、あまり好ましいことではありません。
個人的な意見では、見切り発車をしてしまうのは、それまでに利益を積み重ねている場合が多いように感じます。ヤケクソになって一発逆転を狙うケースもあるかもしれませんが、大抵はそれまでの成功体験から慢心を生むように思います。
ただ、トレードの結果は、偶然の事情にも左右される面があるので、仮に見切り発車でもタイミングが合致すると、それなりの利益が出る場合もあるのが厄介なところです。
初心者でも中級者以上でも、「ポジポジ病」には陥る
これは初心者や中級者以上でも関係なく、十分起こりうることです。ある意味、これが慢心を生むキッカケにもなります。偶然が重なって連勝が続くと「トレードは意外と簡単だな」と勘違いしやすくなるのです。
そうした中で、段々と緊張感の欠けたトレードをするようになり、気が付くと漫然とトレードをしてしまうことになります。このような個人投資家は意外に多く、その大半は暴落局面で大きな痛手を負ってしまいます。
「ポジポジ病」を治さないと、不意の暴落で簡単にやられてしまう
例えば去年の10月中旬辺りから日本の株式市場が全体的に地合いが悪くなりましたが、それまでは初心者に近い人間でもそれなりの利益を出していました。
ただ、年末にかけて個人投資家の勢いは段々と薄れていったと記憶しています。「ポジポジ病」もその一因ではないかと個人的には分析しています。
「ポジポジ病」が一番恐ろしいのは、暴落局面で上手く対処できないことです。常にポジションを持った状態だと、株価が気になって無用な緊張感が続くことになります。適度な緊張感が続く分には良いですが、それが度を越してしまうと冷静な判断力が失われてしまいます。
「ポジポジ病」から解放されると相場全体を冷静に眺めることができる
冷静な判断力を維持する為には、メリハリのついたトレードを心掛けることが必要です。100%の確信を持ってトレードをすることは不可能にしても、肌感覚で7割以上の自信がない状態では特攻を控えるのが賢明です。
実際、「ポジポジ病」から解放されると、相場全体を冷静に眺めることができます。ポジションを全てゼロにすることが現実的に難しいにしても、適度なポジション調整を普段から心掛けるだけでも、気の持ち様はだいぶ異なるものです。
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