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10月16日に某大学にて宅建を受験して来ました。
自己採点をした結果は…40点。当初の目標である「40点以上」をとりあえずは達成できたので一安心です。マークミスをしていない限り、大丈夫でしょう。
ノリで出願したとはいえ、真面目に受けるからには絶対にパスしたいと思っていたので、試験当日も早朝から鬼の形相で脳内に知識をインストールしていました。
ツイッターでも言及しましたが、試験の手応えはあまりありませんでした。全くなかったわけではないのですが、判断に迷う問題がそこそこあり、正誤の判定に非常に苦労した問題も何問かありました。
実際、試験後にツイッターを見ると、「難しかった」という声が多かったですね。僕も同感です。
もちろん、即レス可能なイージー問題も多くあったので、過去問演習をしっかり行っていれば、合格圏内には入れると思います。
ただ、合否を分ける問題…つまり、正誤の判定に迷う問題を確実に得点するにはアウトプットの量と質が大事だなと感じました。
特に「質」については、間違えた問題であやふやだった知識は精度を高める必要があります。
最低限、過去問で誤答した問題については完璧に正誤判定できるように知識のブラッシュアップを図った方が良いと思います。その上で、初見の問題をなるべく沢山解いた方が良いでしょう。
では、忘れないうちに試験合格に向けて「やって良かった勉強」について軽く言及しておきます。
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過去問演習を最優先。初見の問題への対応力は模試で身につける
まず、僕が宅建で優先した勉強内容は以下のとおりです。
- 過去問演習
- 模試を活用して初見の問題への対応力を磨く
順に説明しましょう。
過去問演習
まず、過去問演習はマスト中のマストです。何よりも優先すべき事項だと言えます。
過去問の中でも、「正答率の高い問題」を完璧に潰せば、それだけでも30〜35点程度の得点は確保できるように思います。
宅建試験の本番でも、「過去問で何度か見たことあるような問題」が体感的に6割~7割程度は出ます。なので、これらを解くことができれば合格圏内に入ることは出来るでしょう。
僕は過去問をベースとした学習を心掛け、自信を持って正答した問題はスルー。誤答した問題に絞って、演習を繰り返しました。
そして、あやふやな知識は「テキストに戻って該当箇所を確認し、また問題演習に戻る」ということをしました。基本的にこれだけです。
ただ、これだけだと35点以上の得点を安定的に取るにはやや不足するように感じます。僕は本番では「40点以上」を目標にしていたので、残り5点の得点力を身につけるにはプラスアルファの勉強が必要なように思いました。
そこで、模試の活用です。
模試を活用して初見の問題への対応力を磨く
過去問演習はマスト中のマストですが、直近の宅建試験では「それまでの過去問ではお目にかからないような問題」も一定数出ます。
「宅建試験は過去問の焼き直しが多い」という話は一理ありますが、その話を鵜呑みにして過去問演習だけで臨むのはややリスキーなように思います。
もちろん、時間がなければ過去問オンリーでも良いのですが、高得点(40点以上)を確実に狙うのであれば、初見の問題に多く当たる必要があります。
そこで、そうした初見の問題に対応するために模試を活用するのです。
「模試は過去問とは質が異なるのでやる意味がない」という声もありますが、模試を解く意義は「初見の問題への対応力」を磨く点にあるので、こうした批判はあまり参考にしなくても良いでしょう。
実際、本番数日前から市販の模試を沢山解いたおかげで、本番でもさほどビビらずに問題に取り組めたように思います。
ただ、そうは言っても、あくまで勉強の軸は過去問ベース。過去問で「正答率の高い問題」を完璧に解けるようになるまでは、模試の活用は保留にした方が良いです。
模試の活用は本番で「40点以上」を取ることを狙った際には有効ですが、まずは過去問演習をしっかりと行うことが重要です。年度によっては過去問演習の成果だけでも合格点を取れますからね。
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まとめ
宅建試験では過去問演習をベースとした勉強が第一。その上で、より高い得点を安定的に確保する為には模試の活用が有効だという話をしました。
最近の宅建試験では「宅建試験らしからぬ問題」も多く見かけると言われています。特に権利関係。
こうした問題は他の受験生も出来ないことが多いので、あまり差はつかないように感じます。なので、深入りせずにそれ以外の分野で確実に得点できるように戦略を練った方が得策でしょう。
来年受験される方はぜひ参考にしてみて下さい。
使用した宅建テキスト&問題集