「筋トレ=モテ」と勘違いする婚活オジについて思うこと

2024年2月15日

よく「筋トレすればモテる」という言説を見かけますが、それを見るたびに「人によるでしょ」と思っています。もちろん、適度な筋肉量は男としての性的魅力を高める上で大事な要素ではありますが、ヒョロガリでもモテる人はモテるし、マッチョでもモテない人はモテない。結局はその人自身が持つ総合的な魅力が大事だ、というのが僕の考えです。当たり前過ぎる考えですが、当たり前のことが分からない人が多いのが現実です。

 

この「分からない人」を多く見かけるのが婚活界隈。反面教師の素材として一級品が揃っていると僕の中で有名であり、人間観察の対象として選定するには最適な界隈です。色々な属性のポケモンが多く存在するのですが、その中でも婚活オジは逸材。Xでもズレた発言や解釈を得意とするのは大抵オジであり、界隈でも尽きることのないネタを提供してくれます。

 

冒頭の話に戻りますが、「筋トレ=モテ」と勘違いして撃沈する婚活オジについては、筋トレ以前に言動面 / 思考面において改善すべき点が多く存在しています。てか、存在し過ぎです。異性とのやり取りを観察すると、「デリカシーのねぇこと」を平気で口にしており、それが「やべぇこと」と全く気付いていないのがその深刻さを表しています。こういうのは異性関係以前に友人関係でも大事な分別。僕観測ですが、良好な友人関係を築ける人は異性関係でも良好な関係を築ける人の可能性が高い。

 

人間関係を安定させる為には人の感情の機微を敏感に察知する能力が必要ですが、これが絶望的に欠如している人は友人関係で苦労します。ましてや、異性関係は論外。なので、その部分で大いに改善の余地がある人間が「筋トレ=モテ」を盲信して筋肉にムチ打ってる場合ではないのです。他にやるべきことがあんだろ、って話。

 

もちろん、筋トレにモテの要素があるのは否定しませんが、それは他の部分が最低でも及第点に届いている場合に限定。闇雲に筋肉マンになったところで、「筋肉の付いたただのキモい奴」の域を出ることはありません。「外見は大事‼︎」といくら大声で連呼しても、内面がクソなら即バイバイです。この当たり前の事実に気付かずに「筋トレしてもモテない」と言っているオジを見るたびに、本当にバカなんだなぁと思っています。

 

 



(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});

 

  • B!