この記事の内容
- ツイッターで情報収集するメリットは?
- フォロワー数の多さはトレードの上手さと関係ない
- フォローすべき個人投資家の特徴は?
今回の記事では、ツイッターでフォローすべき個人投資家の特徴についてお話します。
結論から言うと、以下の3つのポイントのどれかにあてはまるアカウントをフォローすることをオススメします。
ポイント
- ポイント①:客観的なデータを示してくれる
- ポイント②:メリットとデメリットの双方に触れる
- ポイント③:モノの見方を教えてくれる
以上が3つのポイントです。まずは、ツイッターで情報収集するメリットについて説明します。
そして、フォロワー数の多さとトレードの上手さは比例しないことに触れつつ、最後にフォローすべきアカウントの特徴についてお話します。
ツイッターで情報収集するメリット
新鮮な情報がリアルタイムに取得できるので、柔軟な対応がしやすい。
まず、ネット上での株取引が主流となった現在では、情報の鮮度は投資成績を左右します。
株価にインパクトを与える情報は常に更新されるので、投資家はリアルタイムに流れる情報に目を光らせなければなりません。
特にツイッターを利用した情報収集にはメリットがあります。ツイッターはテレビや新聞よりも、情報が発信されるまでのタイムラグが小さい。
情報の鮮度を重視するという点で言えば、ツイッターは非常に優れたツールになります。
ニュース、新高値、新安値、決算などを速報してくれるアカウントは個人的に参考にしています。
基本的には客観的な情報の伝達に重点を置いているアカウントのフォローをおすすめします。
フォロワー数の多さとトレードの上手さは比例しない
フォロワー数が多いだけのアカウントには要注意。最近では、「フォロワー数」も「いいね」も購入できます。
ツイッターでは個人投資家が積極的に情報発信をしています。
銘柄についての独自の分析や、市況についてのコンパクトな解説など様々です。ただ、初心者にとってはどのアカウントをフォローすべきか迷うでしょう。
とりあえず、フォロワー数の多いアカウントを複数フォローするのが一般的だと思います。
しかし、フォロワー数だけで選ぶのはあまりオススメしません。フォロワー数が多いからと言って有益な情報を提供しているとは限らないからです。
中には、自分の保有銘柄を「提灯買い」させる為に積極的に情報発信している者もいます。
提灯とは、大口の投資家主導で株価が上昇していくときに、個人投資家などの小口の投資家がそれにつられて買いに走る状態です。提灯をつける、提灯買いとも言われています。
こういうアカウントは自分の有利になるように、情報をゆがめて伝える危険性があります。
情報をゆがめて伝えても、過去に言及した銘柄が値上がりすれば、支持者(=フォロワー数)を獲得するのは困難なことではありません。
過去の実績が発言内容の信ぴょう性を高め、それが新たなフォロワーの獲得に繋がっていくのです。
ただ一つ言えるのは、ある短いスパンで値上がり銘柄を的中させることはそう難しくはないということです。
複数の銘柄をいっぺんに取り上げ、その中から値上がりした銘柄のみを強調すれば既成事実は作れます。そして、下げた銘柄についてはダンマリ。
あとは、『投資は自己責任!』という決めゼリフを用意すればノープロブレムです。
こうした子供ダマシのようなテクニックを使えば、「一流の投資家」が生まれます。
注意
最近では、投資家の仮面を被った情報商材屋も存在します。
TL上が有料noteや有料メルマガの宣伝で埋め尽くされているアカウントには要注意です。
フォローすべきアカウントの特徴とは?
多少の主観が入っても、客観性は大事。バランス感覚のある意見は参考になる。
客観的なデータを示しつつ、中立的な立場から自分の意見を述べているアカウントのフォローをオススメします。客観的なデータがあればソースを確認できます。
ソースを提示してくれる人はデータから自分の意見を組み立てる傾向にあるので、完全な主観で意見を言う人よりも信頼できます。
あと、「両面提示(=メリットだけでなく、デメリットも伝えること)」も出来ているとベターです。
もちろん、完全に中立的な意見である必要はないのですが、メリットを重視する場合でもデメリットにも言及した意見であればより好感が持てます。
また、「モノの見方」を教えてくれるアカウントもフォロー推奨です。
トレードスキルを向上させる為には、情報の扱い方が上手い人の思考回路を研究した方が役に立ちます。情報の扱い方の土台となるのがモノの見方です。
これらの点を意識すると、ツイッターはトレードスキルを高めてくれる一つのツールになってくれると思います。
今回の記事が読者の皆さんの参考になれば幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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