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R6行政書士試験を受ける方への簡単なアドバイス

行政書士試験の勉強法についてDMをもらったので、簡単にアドバイス。僕はR5行政書士試験に合格しましたが、点数は188点。合格点は180点なのでギリギリに近い超低空飛行合格。「確実に190点以上を取ること」を目標にしていたので、少し油断すると危なかったのが事実です。まぁ、何点だろうがパスすれば問題ないでしょう。

 

本題ですが、行政書士試験で大事なことは「民法と行政法をとにかく頑張ろう」ということです。この2科目の配点比率が高いので、ここをテキトーにやると合格は難しいと思います。特に民法は理解して問題が解けるまで時間を要するので、早めの対策が必要。行政法も同様ですが、民法よりは暗記要素が強いので、問題が解けるまでの期間はさほど長くないように思います。

 

ただ、完全にゼロベースでのスタートだと少し厳しいので、まずは薄い入門テキストのようなものから始めた方が良いでしょう。ザッと全体像を把握した上で肢別問題集や分野別問題集などで正誤の判定能力を鍛える。そして、分からない箇所をメインのテキストに戻って知識のインプットに励む。その反復で問題ないです。あと、六法も大切。民法は当然ですが、行政法でも行政手続法や行政事件訴訟法は条文知識がモロに問われます。地方自治法も同様。

 

この点については、オススメは「ケータイ行政書士 ミニマム六法 2024」というテキスト。コンパクトなサイズでレイアウトも見やすいので、よくパラパラと読んでいました。

 

過去問については、直近5年分はしっかり解いた方が良いのですが、僕自身はザッと解いた程度であまり活かすことが出来ませんでした。限られた時間の中での勉強だったので、過去問は主に形式チェックに利用。メインは肢別問題集と分野別問題集でアウトプットしていました。「とにかく合格ラインを超えること」を目標にするなら、この程度でも戦えます。

 

他の科目(憲法、商法・会社法)については、憲法は判例重視の勉強、商法・会社法については条文重視の勉強で問題ありません。基礎法学は捨ててもOK。これは念入りに勉強しても費用対効果が低いので、法律系科目の中での優先順位は一番低くても問題ありません。2問しか出ないので。それでも対策したい場合は、資格試験予備校から出版されている模擬試験を活用するのがベターだと思います。一般知識対策も同様。この辺りは過去問よりも予想問題を解く方が有益です。

 

最後に記述対策については、僕はほぼ対策はしていません。対策に割ける時間がなかったので、十分な対策をせずに本番に臨みました。そうは言っても、模試の予想問題は一通り解きました。解いて「あぁ、こんな感じか」と感覚を掴んで終わり。その程度です。得点戦略的には記述抜きで180点以上を目指すのが得策だと思います。

 

もちろん、択一と記述両方の対策を頑張るのがベストですが、試験まで仮に十分な時間が確保できない場合には択一を優先させた方が良いでしょう。記述は採点基準が公式に発表されていないので、「このぐらいの点数を取ろう」と目標にしづらいですからね。なので、「記述で高得点を取ろう」と考えるよりも、配点が事前に分かる択一を重要視した方が合格への道は最短というわけです。

 

 

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