結論から言うと、良かった。非常に良かった。桐生の結末がどうなるのか、気になって気になって夜しか眠れませんでしたが、僕個人としてはあの終わり方で満足。観た者に「この後はどうなるんだろう?」と想像させる余地を残した感じ…仮に「想像させる余地のない明確なエンディング」だと陳腐化したように思います。
一方、春日は春日らしい身の振り方を最後まで貫徹しており、それが7の荒川真斗との最期のやり取りとダブる部分がありました。また椎名林檎の曲が流れるタイミングと歌詞内容、野次馬の中を歩いて行く春日と背中の某登場人物、野次が飛ぶ中での二人のやり取りにはグッと来るものがあり、「あぁ、やっぱ春日は春日だなぁ」と思いました。余談ですが、宙に物が飛び交うあの演出…あれはMVへのオマージュですよね。
プレイについては、RPGバトルは文句なし。飽きさせない形式で、初心者でも楽しめる要素満載でした。絆ドラマやエンディングノートなども非常に良かったのですが、個人的には宇多丸さんのラジオがお気に入り。あれは次回作以降もやって欲しいです。ただ、ラジオが途中で切断されると最初から聴き直さないといけないので、今後の改善を望みたいところです。
ただ、不満という不満は特になく、今回も「さすが龍スタだなぁ」といった力作であり、龍が如くファンとしては全体的に満足の行く作品でした。
龍が如く8
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