結論から言うと、必要。ここで「不必要」とは普通ならないので当然と言えば当然ですが、だからと言って闇雲に人間関係を整理するのは得策ではないし、現実的でもありません。特に利害関係が絡んでいると「断捨離したくてもなかなか出来ない」場合が普通に存在するので、ある程度は我慢せざるを得ないのが現実です。そうは言っても、我慢に我慢を重ねると段々と頭がラリってくるので、どこかのタイミングで決断する覚悟が必要。
これはどんな人間関係においても当てはまります。とにかく、悩みの大半は人間関係に関連するものなので、悩みの直接的な原因を探って人間関係にぶち当たるようなら、できるだけ取り除くように最大限努力した方が良いです。特に「話すだけでストレスを感じる人」「過剰な気遣いをしないといけない人」「都合良く扱ってくる人」「舐めた態度を取ってくる人」「こちらをコントロールしようとする人」については関わるメリットは全くありません。
仮に付き合いが長くとも、深刻なレベルで悪影響が出ているのなら、迷う必要はありません。スパッと切る決断が出来なくとも、徐々にフェードアウト出来るように入念な準備を行ってください。ここで一つ。付き合いの長さは瑣末な問題なので、長いからと言って情にほだされないように。大事なのは自分の感情。感情的に「ムリ」の度合いが許容範囲を超えているのであれば、その感情に従って判断を下しましょう。
人生は有限。残された時間は人によって異なりますが、時間は誰にとっても貴重である点では平等。対人関係において、大切な人と過ごす時間に割くよりも大事な時間はこの世に存在しないので、「大切ではない人」に割く労力は極力排除した方が賢明です。良好な人間関係は人生を快適にする上で最重要要素の一つですから、時に残酷ながらも勇気ある決断が必要となります。
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